一気読み必至!おすすめミステリーまとめ

ミステリーをガーっと一気読みするの、楽しいですよね。

活字が頭の中でイメージされて、読み終わった時にはまるで別世界にいたかのような没入感が味わえます。

一気読みしたくなる作品の条件として

・読み進めずにはいられない謎

・テンポのよさ

・共感できるキャラクター

が優れているかなと思います。

ということで、大好きなミステリーを13作品集めてみました。

ミステリーの定義ですが、本編を通しての謎「なぜ〜なのか?」があればミステリーと定義しています。良いんです、面白ければの精神で送ってまいります。

紹介順番は、上の方がエンタメ小説よりの作品で、下に行くにつれて怖さ・エグみが多くなっています。

いい作品に出会えれば随時追加していきたいです。ほんと、読みたいのいっぱいある…

1 幻夏 / 太田 愛

毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。23年後、刑事となった相馬は、少女失踪事件の現場で同じ印を発見する。相馬の胸に消えた親友の言葉が蘇る。「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」あの夏、本当は何が起こっていたのか。今、何が起ころうとしているのか。人が犯した罪は、正しく裁かれ、正しく償われるのか?司法の信を問う傑作ミステリ。日本推理作家協会賞候補作。

「TRICK2」「相棒」を手掛けた脚本家の作品。読みやすい文章でスラスラ頭の中に入ってくる。

小学生の頃の忘れらない夏の思い出がノスタルジックに描かれてて、読んでるだけで頭の中でセミの泣き声が響いてきます。

この作品は大型台風が直撃してどこにも行けない時に買って読みましたが、気がつけば昼から夜まで一心不乱に読んでいました。

2 影法師

頭脳明晰で剣の達人。将来を嘱望された男がなぜ不遇の死を遂げたのか。下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた勘一は竹馬の友、彦四郎の行方を追っていた。二人の運命を変えた二十年前の事件。確かな腕を持つ彼が「卑怯傷」を負った理由とは。その真相が男の生き様を映し出す。『永遠の0』に連なる代表作。

最近は作者の方の政治的な主張が目立知ますが、小説の才能えげつないです。

何気なく手に取ったのですが、読み終わるまで本が離せませんでした。。読後感は、こみ上げてくる切なさに叫びたくなる感じです。

3 プラチナデータ/東野圭吾

犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世に存在しないのか?時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は…「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。犯人は、神楽自身であることを示していた―。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、DNAが解決する。数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。

読みやすさと言えば安定の東野圭吾作品。

白夜行、流星の絆、容疑者xの献身、赤い指など面白い作品がいっぱいですが、バランスの良さでコチラをオススメします。東野圭吾作品の記事も書きたいな…

4ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎

仙台での凱旋パレード中、突如爆発が起こり、新首相が死亡した。同じ頃、元宅配ドライバーの青柳は、旧友に「大きな謀略に巻き込まれているから逃げろ」と促される。折しも現れた警官は、あっさりと拳銃を発砲した。どうやら、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられているようだ。この巨大な陰謀から、果たして逃げ切ることはできるのか?

こちらも超有名どころ。恥ずかしながらあまり読んだことがなかったのですが、めちゃくちゃ面白くて息もつかずに読みました。伏線がズルンズルン回収されてくのが快感で、読後はスッキリです。

5. シャドウ / 道尾秀介

人は、死んだらどうなるの?――いなくなるのよ――いなくなって、どうなるの?――いなくなって、それだけなの――。その会話から三年後、凰介の母は病死した。父と二人だけの生活が始まって数日後、幼馴染みの亜紀の母親が自殺を遂げる。そして亜紀が交通事故に遭い、洋一郎までもが……。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは? いま最も注目される俊英が放つ、巧緻に描かれた傑作。第七回本格ミステリ大賞受賞作。

叙述トリックの光る作者さんです。

他にもラットマン、向日葵の咲かない夏も読みましたが、面白さと裏切られ感のバランスでこちらがオススメです。ネタバレなしで読んでね。

6. 13階段/高野和明

犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。二人は、無実の男の命を救うことができるのか。江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。

読んだ時「良い作家さん見つけたー!」と嬉しくなった作品です。

もう概要からして面白い、文句なしの謎解きエンターテインメント。

時間制限があることでの緊迫感が良いです。止まらないです。そして後半で明らかになる事実がズッシリ心に響きます。重すぎず軽すぎない絶妙なバランス。

本書からひしひしと感じた問いは、「人間が同じ人間を、どれだけ正しく裁けるのか?」。ぜひ一読してこの問いを感じて欲しいです。

7. ジェノサイド/高野和明

イラクで戦うアメリカ人傭兵と、日本で薬学を専攻する大学院生。まったく無関係だった二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。そして合衆国大統領が発動させた機密作戦の行方は―人類の未来を賭けた戦いを、緻密なリアリティと圧倒的なスケールで描き切り、その衝撃的なストーリーで出版界を震撼させた超弩級エンタテインメント、堂々の文庫化!

13階段と同じ作者の方ですが、オススメすぎてリストに加えちゃいます。

山田風太郎賞、日本推理作家協会賞、「このミステリーがすごい!2012年版」「週刊文春ミステリーベスト10」の1位を獲得という、タイトル総なめの作品。

人類の進歩について考えさせられる超!スペクタクル、度肝を抜かれる一大巨編です。ちょっとスロースタートですが、軽く徹夜するぐらい面白いです。くれぐれもレビューは見ずに買ってください。

8. 代償 / 伊岡 瞬

平凡な家庭の小学生・圭輔は、ある事故をきっかけに遠縁の同級生・達也と暮らすことになり、一転、不幸な境遇に陥る。寿人という友人を得て苦境を脱し、長じて弁護士となった圭輔に、収監された達也から弁護依頼が舞い込んだ“私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。かつての友情に免じて、私の弁護をしていただけないでしょうか”。裁判を弄ぶ達也、追いつめられた圭輔。事件を調べ始めた寿人は、証言の意外な綻びを見つけ、巧妙に仕組まれた罠をときほどいてゆくが―。『教室に雨は降らない』の気鋭による、クライムサスペンス!

「衝動的に殺しちゃったから隠蔽しなきゃ!」みたいな軽いものじゃなく、謎を解いていくにどす黒い悪意がどんどん滲み出てくるような面白さのある作品です。

東野さんの白夜行が好きな人には特にオススメです。途中、主人公が不憫すぎますが、最後まで読んで欲しい作品です。

9. 占星術殺人事件

密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。彼の死後、六人の若い女性が行方不明となり肉体の一部を切り取られた姿で日本各地で発見される。事件から四十数年、未だ解かれていない猟奇殺人のトリックとは!? 名探偵・御手洗潔を生んだ衝撃のデビュー作、完全版! 二〇一一年十一月刊行の週刊文春臨時増刊「東西ミステリーベスト一〇〇」では、日本部門第三位選出。

ちょっと昔の作品ですが、みんなに読んでもらいたい。

大胆で、鮮やかなトリックです。海外からの評価が高いのもうなずけます。

10. ボーン・コレクター/ジェフリー ディーヴァー

ケネディ国際空港からタクシーに乗った出張帰りの男女が忽然と消えた。やがて生き埋めにされた男が発見されたが、地面に突き出た薬指の肉はすっかり削ぎ落とされ、女物の指輪が光っていた…女はどこに!?NY市警は科学捜査専門家リンカーン・ライムに協力を要請する。彼は四肢麻痺でベッドから一歩も動けないのだが…。

アメリカの人気ミステリー、リンカーン・ライムシリーズ。

捜査中の崩落事故で重度の四肢障害を負ったライムが、ベッドにいながら、現場に残された微細な物質から推理をしていきます。

石とかほこりとか、そんな小さいの!?ってぐらいの物質から犯人を絞っていく捜査がすごく面白いです。第1作目のコチラはシリーズの中でも犯罪の衝撃度が一番高いです。初めて読んだ時は深夜だったので急に拉致されないだろうかと周りを確認しちゃいました。

シリーズ作のスキン・コレクターやウォッチ・メイカーも面白かったです。すっかりライムシリーズにハマってしまいました。

11. 天使の囀り / 貴志 祐介

北島早苗は、終末期医療に携わる精神科医。恋人の高梨は、病的な死恐怖症(タナトフォビア)だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンでいったい何が起きたのか? 高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか? 前人未踏の恐怖が、あなたを襲う。

作者の発想がすごい、規格外の作品です。角川ホラー文庫から出てますが、天使の囀りという謎があるのでミステリーに入れちゃいました。

書き上げるために相当勉強してると思うので、書いてくれたことに感謝したい。

読みながら点と点が線でつながってくると「うぎゃあああああ」って叫びたくなるぐらい恐ろしいのに、読み進める手が止まらない。この本も絶対ネタバレなしで読んで欲しい…

12. その女、アレックス / ピエール・ルメートル

2014年のミステリー賞7冠の大逆転サスペンス。貴方の予想はすべて裏切られる! おまえが死ぬのを見たい――男はそう言って女を監禁した。檻に幽閉され、衰弱した女は死を目前に脱出を図るが…。ここまでは序章にすぎない。孤独な女の壮絶な秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進する。未曾有の読書体験を、貴方もぜひ!

作者が脚本家の方らしく、読者の裏切り方がズバッと鮮やか。

海外作品らしく事件が結構エグいんですが、それに対して主人公のカミーユ警部は、謎を解いていくぞ!って感じではなく、事件に振り回されてやれやれ…みたいなハードボイルドな人です。笑

そういうスタンスが好きで結局シリーズ全部読みました。フランス警察のユーモアのある掛け合いも雰囲気があって良いです。

※元々3部作あるうちの2作目です。本文中に1作目の壮大なネタバレが書いてあるので、気になる人は1作目の「悲しみのイレーヌ」から読んだ方が良いです。でも1作目がけっこうな胸くそ読後感なので、それが嫌な人はコチラからの方がオススメです。

終わりに

以上です!

ミステリーって、なんでこんなにハマっちゃうんですかね!!

あなたもハマってください。